スケールはどんな時に必要か?
「メロディを繋ぎたい」
「駆け上がりたい」
「メロディックなフレーズに変えたい」
こんな時スケールが分かっていたらずいぶん助かりますよね。
このような場面に出会した時、どの音を使ったら良いかと考えるときに役立つのがスケールの知識です。
この記事を読んでスケールを使ったり、スケールを覚える手助けになれば嬉しいです。
目次
はじめに4つのスケールを理解しておきたい
1.メジャースケール
皆さんがよく知っている ドレミファソラシド という音階ですね。
2.メロディックマイナースケール
<覚え方>
メジャースケールの3度の音を半音下げるとメロディックマイナースケールになります。
3.ブルーススケール
<覚え方>
メジャースケールの1度、2度、3度、5度、6度の音にフラット3度を足したスケールです。
4.ディミニッシュスケール
<覚え方>
全音→半音→全音→半音→全音→半音→全音
(全音=半音2つ)
1〜4をコードとセットで見てみましょう!
○m7、○m7(b5)、○Maj7、○dim7、○7のスケールを以下にまとめたのでみてください。
Dm7→G7→CMaj7の場合
Dm7(b5)→G7→Cmの場合
Cmaj7→C#dim7→Dm7→G7の場合
問題
問題 1
丸で囲んだ部分をメロディックなフレーズに変えてください。
曲はA Foggy Dayです。
青い音符をヒントのスケールなので考えてみてくださいね。
僕の解答例です!
問題 2
丸で囲んだ部分に駆け上がるスケールを入れてください。
曲はManbo innです。
僕の解答例です。
問題 3
丸で囲んだ部分をメロディで繋いでください。
曲はOver the rainbowです。
解答例、こんな感じはどうでしょうか?
問題 4
ブルーススケールを使ってメロディを変えてください。
曲はWhen the saints come marching in です。
青のスケールがヒントですよ。
解答例です!
解答例
まとめ
今回は問題形式でスケールを見てみましたがいかがでしたでしょうか?
スケールを使ったり、スケールを覚える手助けになれば嬉しいです。
絶対スケール内の音を使わなければいけない、という決まりはないです。
スケールから考えることを手法の一つとして捉えてみてくださいね。
メロディが出てこないとか、考えたフレーズの音が合わないという時に、
スケールから考えてみるのも良いと思います!
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