アルペジオって記号的にとらえると分散和音ですが

「料理で言うところの盛り付け」と置き換えてみるとどうでしょうか?

 

 

深めの鉢に煮物が、真ん中を高めに端を低めにこんもり盛り付けられていたら・・・

素敵な大きな器に彩りの良い料理が、余白をうまく使いながら並べられていたら・・・

 

いい想像しか思い浮かびませんよね。

 

メロディをアルペジオでどう盛り付けていくかと考えたら・・・

 

 

興味を持たれた方は読み進めていってくださいね。

本文内容
1 基本の形

2 装飾する

3 アルペジオからメロディに繋げて

4 リズムの中でアルペジオを入れるとき

5 だんだん大きくする

 

盛り付けをする前に準備をしましょう!

 

アルペジオを基本の形からメロディに対していろいろ発展させていくので、

 

まずは基本の形から

1 基本の形

小指→人差し指→親指に押さえる音が以下になります。

 

1→5→1 例えばC7だとド→ソ→ドとなります

1→5→7 C7だと ド→ソ→シb です

1→5→3 C7だと ド→ソ→ミ ですね。

 

 

この3つの形を覚えておいてくださいね。

次からは基本形の応用ですよ〜

2 装飾する

 

まず装飾し終えたアルペジオを聞いてください。

 

題材は Georgia on My Mind です。

ジャズのスタンダードナンバーになっていますね。

 

このアルペジオをどのように作っていったのか3つの順序に分けてみます。

 

その1 寄り道をする

 

基本形の音に寄り道しながら到着してみてください。

 

 

赤い色で書いている音が寄り道した音ですよ。

目的の音まで直に行かなくて回り道したことで

アルペジオのラインが美しくなりました!

 

その2 行き道をランダムにする

 

目的地を飛ばしていって後で目的地に戻るイメージです。

 

赤で書いているところが目的の音に戻っている動きです。

アルペジオが美しいラインになるように試してみましょう

 

その3 作ったアルペジオの省略

 

いよいよ盛り付けです!

お皿の余白を生かすように(メロディの余韻を生かすように)出来れば最高です!

 

装飾をしてぴったりのラインが見つかったら、今度はメロディに対してでしゃばり過ぎていないか見てください。

せっかくのメロディがアルペジオの音で聞こえにくくなってしまったら困るので、アルペジオをメロディが聞こえるように省略して見ましょう。

 

 

 

そして別バージョン  強調したいところを和音にする

 

盛り付けもう一つの視点!

料理が立体的に見えるようにこんもりと盛って見ましょう

(足りないと感じるところを和音で強調して見ましょう)

 

 

 

 

3アルペジオからメロディに繋げて

 

 

余韻の部分をアルペジオから右手のメロディに流れていきます。

3小節目に左手アルペジオから右手メロディへ自然な感じで流しています。

Feel Like Makin' Love の冒頭の部分にアルペジオをつけました。

 

 

4 リズム感がある曲の中でアルペジオを入れるとき

 

これまでバラード中心に扱ってきましたが、

リズム感のある曲の中ではどんな風にアルペジオを入れたら良いか例をあげてみますね。

 

16ビート

 

スティーヴィー・ワンダーの名曲 Overjoyed ですね。

メロディが16分音符中心なのでアルペジオも16分音符を使っています。

リズムを出すために8分音符と16分音符の組み合わせのアルペジオにしています。

 

メロディが伸びているところにアルペジオを動かしていますよ。

 

 

5 だんだん大きくする(クレシェンド)

 

アルペジオの音数がだんだんと増えていって、弾き方も徐々に力強く弾いています。

曲は My favorite things です。

 

クレシェンドをするのにアルペジオの力は大きいですね!

 

 

寄り道をしたり
行き道を変えてみたり
省略したりしながら
アルペジオで盛り付けをする。

 

 

どんなに綺麗なお皿でも料理がてんこ盛りされていたら苦しそうですよね。

音楽も同じでうまく余白を使いながらメロディが引き立てられると最高です。

 

このほかにもいろんな盛り付け方が考えられそうですね。

皆さんもメロディを美しく盛り付ける行き道を見つけてみてください。

このブログを読んで自分なりの楽しみ方を発見して頂けたら嬉しいです。

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